この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
らぶあど encore!
第28章 クレッシェンド作戦会議
「もうっ!」
ほなみは頬を真っ赤にしながら祐樹の頬を軽くピシャリと叩き拘束から逃れため息をひとつ吐き、トレーに載せた料理を運ぼうとするが、綾波が三広にタオルを押し付けてやって来た。
「お前はもう座ってろ……俺が運ぶ」
「あ……すいません」
「悪かったな、急に押し掛けて」
「いいんです……亮介くんが居なくて残念ですけど……こうやって皆が来るの久しぶりで楽しいから」
「ふふ……そうか」
綾波は低く笑い、トレーを持ちリビングへ戻りテーブルに料理を並べる。