パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第28章 クレッシェンド作戦会議

「ほなみも食べようよ……ほら、あーん」



祐樹は、ほなみのパンケーキを一口大に切り分け、フォークに刺して満面の笑みを浮かべる。

ほなみは真っ赤になって祐樹の胸を叩くが、祐樹は引かない。

これは言うことを聞かないと、あとでなにかお仕置きされるかも知れない――そのお仕置きとは、ベッドの上で行われる物だから、正直ほなみはそれにも興味が無いわけではないが――
でも、祐樹が拗ねるとなかなか面倒なのも知っているので、仕方なくほなみは素直に口を開き、祐樹からケーキを食べさせてもらった。

綾波はちらり、とそんな二人を見て小さく笑い、三広は口をポカンと開けて真っ赤になり固まっている。その鼻からまた血が垂れるのを見て、野村が素早くまたテイッシュをあてがった。