この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
らぶあど encore!
第29章 貴方の側に居たい
「ちょ……ちょ……ちょっとっ!何度こんな事をすれば気が済むのよ――っ!」
「あ……そうだね……ごめん、つい」
「ついって……ついって貴方」
呆れて絶句する景子は、亮介が言葉とは裏腹に、景子の頬に唇を付けながら左手をシャツの中へと差し入れているのに仰天した。
「亮介く……ななな何をしてるのよ!さっき……我慢出来なくなるから止めとくとか……言った癖にっ」
「う――んと……ここだここだ!」
「やんっ」
彼の長くて器用な指先は、先程景子が嵌めたブラのホックをまた外してしまった。
「も……もう――っ!何なのよ――!こんの……」
景子が真っ赤になって平手を張ろうと腕を振り上げるよりも早く、亮介は彼女の身体を強く抱き締めた。