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叔父姪えっち
第6章 デート
それからまた少し眠って、タケオくんが起き出す気配で目が覚めた。
「あっ、ごめんミキさん、起こしてもた?」
「ううん、だいじょうぶ……朝だね」
「うん……。もうちょっとおりたいんやけど、おれ今日から合宿で」
「野球の?」
「うん。もう行かなあかんくて……」
「ん、大丈夫だよ」
「うー……、ほんまは全然行きたくないんやけど」
タケオくんは急いで服を着ると、最後にぎゅっと抱きしめてくれた。
ちゅっとキスをする。

「帰ってきたら連絡していい?」
至近距離で見るタケオくんの瞳が、朝日の中できらきらしてる。
「うん、待ってる」
わたしは迷わずそう答えている。

ふふふ、と見つめ合って笑う。
胸の中がふわふわする。
夢の中にいるみたいな朝だった。
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