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叔父姪えっち
第9章 思いでぽろぽろ
あんじょうやらなお父さん心配するで~とか言いながら叔父さんが食後のアイスを取ってくる。
叔父さんはチョコ。わたしはバニラ。
縁側に移動して、夜空を見上げながら食べる。
外で食べるだけでなんでこんなにおいしく感じるんだろう。

「そういえば、どっこも連れて行かんかったなぁ、美妃ちゃんのこと」
叔父さんが隣で呟く。
「うん?」
「どっかおでかけしたらよかったなぁ、ごめんなぁ」
申し訳なさそうな声。

「それってデート?」
「ふ、そうやなぁ」
スプーンを口にくわえて叔父さんが笑う。
「次来る時はどっか行こうね」
「そうやね~」
本気にしてないな、と思うけどまぁいいか。今はまだ内緒だ。

アイスを食べてしまうとわたしは叔父さんにもたれかかった。
「叔父さん、お風呂入ろうよ」
「ん~? 一緒に?」
「一緒に」
「そやな~最後の風呂えっちかぁ」
叔父さんが寝転がってのんびりと言う。
「最後とか言わないでよぉ」
寄り添うようにわたしも寝転がる。

「寂しい?」
「寂しい」
叔父さんの質問におうむ返しに返すと、ふふふと叔父さんが笑った。
「笑い事じゃないよ、寂しいよ」
叔父さんの体に腕を巻きつける。叔父さんは腕枕をしてくれる。
「俺も、寂しいよ」
頭の上から響いてきた声に胸が詰まる。
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