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叔父姪えっち
第3章 兄妹がやってくる・前篇
わたしがお風呂から上がるともう部屋割りが決められていて、あつこちゃんは離れのわたしの部屋で、タケオくんは叔父さんと居間で寝ることになっていた。

あつこちゃんはひかれた布団に寝転んで、もうすやすや寝息を立てていた。
全然夜怖がってないみたいだけど……。やっぱ嘘なんだ。まぁいいけど。

今頃向こうで二人どんな話してるんだろ、とか気にならないこともなかったけど、叔父さんの様子じゃ心配なさそうかな、と思う。泊まるのも全然普通に流してたし。
なんだかんだやっぱ大人なんだな、とか当たり前のことを今さらしみじみ思った。

と、ラインの受信音が立て続けに鳴った。
見ると二人からで、
タケオくんからは「一晩ちゃんと見張るから、あつこのことよろしく」と、叔父さんからは「これじゃ夜這い行けへんわ。ちんぽが夜泣きしてまうー」と入っていた。
前言撤回。タケオくんの方がよっぽど大人みたいだ。

わたしは長いため息をついて布団に入った。


翌日、ついでだから、と朝ご飯もうちで食べて、仕事に行く叔父さんと一緒に葉山兄妹は帰って行った。
タケオくんはこの二日野球部は休んでいるらしい。あつこちゃん一人にできないもんね。
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