この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
叔父姪えっち
第3章 兄妹がやってくる・前篇
四人そろっていただきますをして、ワイワイしながら食べた。
あつこちゃんは自分で具材を取ったり巻いたりするのが楽しいみたい。広げたご飯の上にどんどん好きなものを乗せていく。
「きゅうり好きーあつこきゅうりと卵としゃけ、しゃけ~♪」
「ちょーあつこ、そんな乗せられへんって」
具材がこぼれそうになるのをタケオくんが優しくたしなめる。
「やーっお兄ちゃん邪魔!」
とか、あつこちゃんにはうるさがられたりしてたけど、面倒見がいいんだなぁと思った。
にこにこして見ているとタケオ君はちょっと恥ずかしそうに笑った。
「なんやー仲良いな。ミキちゃんも下の子産まれたら面倒見たげなな~」
とか、叔父さんもビールを出してきてご機嫌だ。
下の子ねぇ。
高校卒業したら家は出ようと思っているけど、具体的にはまだ何も考えてない。
もういっそずっとここで暮らしてもいんじゃないのって気がしてくる。
タケオくんはかわいいし、暮らしものんびりだし……。
なんて考え事をしていると叔父さんの手が伸びてきて勝手にコップにビールを注いだ。
「あー、ちょっと、わたしビールなんか飲めないっ」
「えー?ちょっとくらい飲めるやろ、今日ぐらい付き合ってや。ほれタケオくんも~」
「あっ、いや、俺は」
「えぇからえぇから、去年年末に葉山さんとこで飲んでんのおっちゃん見てたで~」
「あー、いや、あの次の日二日酔いで最悪やったんですよぉ」
まぁまぁ、とか言って叔父さんはタケオくんのコップいっぱいにビールを注ぎ切ってしまう。
「お。もう一本開けな」
開けなくちゃいけない事はないと思うんだけど、叔父さんはいそいそと台所の奥へ行ってしまう。
あつこちゃんは自分で具材を取ったり巻いたりするのが楽しいみたい。広げたご飯の上にどんどん好きなものを乗せていく。
「きゅうり好きーあつこきゅうりと卵としゃけ、しゃけ~♪」
「ちょーあつこ、そんな乗せられへんって」
具材がこぼれそうになるのをタケオくんが優しくたしなめる。
「やーっお兄ちゃん邪魔!」
とか、あつこちゃんにはうるさがられたりしてたけど、面倒見がいいんだなぁと思った。
にこにこして見ているとタケオ君はちょっと恥ずかしそうに笑った。
「なんやー仲良いな。ミキちゃんも下の子産まれたら面倒見たげなな~」
とか、叔父さんもビールを出してきてご機嫌だ。
下の子ねぇ。
高校卒業したら家は出ようと思っているけど、具体的にはまだ何も考えてない。
もういっそずっとここで暮らしてもいんじゃないのって気がしてくる。
タケオくんはかわいいし、暮らしものんびりだし……。
なんて考え事をしていると叔父さんの手が伸びてきて勝手にコップにビールを注いだ。
「あー、ちょっと、わたしビールなんか飲めないっ」
「えー?ちょっとくらい飲めるやろ、今日ぐらい付き合ってや。ほれタケオくんも~」
「あっ、いや、俺は」
「えぇからえぇから、去年年末に葉山さんとこで飲んでんのおっちゃん見てたで~」
「あー、いや、あの次の日二日酔いで最悪やったんですよぉ」
まぁまぁ、とか言って叔父さんはタケオくんのコップいっぱいにビールを注ぎ切ってしまう。
「お。もう一本開けな」
開けなくちゃいけない事はないと思うんだけど、叔父さんはいそいそと台所の奥へ行ってしまう。