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第3章 兄妹がやってくる・前篇

叔父さんは舌でわたしの口の中を搔き回した。
同じようにアソコの中も搔き回してくる。

昼間自分で確かめた中の形を思い出す。熱くてヌルヌルで狭くて…今そこを、叔父さんに触られている。そう思うとまた声が出そうになる。
でも叔父さんの唇でそこはふさがれていて、そうされるとアソコから登ってくる快感が外に出れず体の中に渦巻いて、頭が、体がジンジン痺れた。

声を出さないように、気持ち良さに我を忘れないようにぎゅっと目を閉じてお腹に力を入れる。それでも叔父さんの指がいいところに当たる度に意識がすっと持って行かれそうになる。

叔父さんはそんなわたしにお構いなしに、激しく中に指を突きこみ始めた。愛液の絡んだ指がずぶぶ！　ずぶぶ！　と出入りする。
あああんっ！　激しいよぉ！　と叫んでしまいたいけれど、できない。

どぷぅう……っ！　と愛液が流れ出すのを感じる。わたし、むちゃくちゃ濡れてる…。
声を我慢しているせいなのか、いつもと勝手が違うからなのか、わたしは自分が興奮している、ということにまた興奮して、わけがわからないまま感じまくっているようだった。

んん、んふぅうっ！　と唇をふさがれていても声が漏れ、それでも叔父さんが指の動きをやめないので、わたしは観念するように体の力を抜いて快感に身を任せた。

もう、だめ……！
わたしは叔父さんの背中に手を回してぎゅっと引き寄せた。
「んん、はぁぁあああ……っ……！」
思わず唇を離してしまう。すぐ叔父さんの肩に口を押し付けたけど、声が出てしまった。

自然に体がのけぞって腰が蠢き、上下にクンクンっと跳ねたあと、どぷっ！　どぷっ！　と愛液が垂れ落ちて、
「あああイクゥ……っ！」
と小さく叫んでわたしはイッてしまった。