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叔父姪えっち
第4章 兄妹がやってくる・後編

夢を見た。
お父さんと、後妻のあの人が嬉しそうに笑っている。二人の視線の先にはベビーベッドがあって、すやすやと赤ん坊が眠っている。
ああ、産まれたんだ。
近寄ろうとするけれど足が出ない。
「お父さん」
呼んでみるけど返事がない。
「ねぇ……」
二人は笑っている。
「お父さんってば!」
ようやく振り返ったお父さんの顔には表情がない。
スタスタと歩いて近づいてきたと思ったら……バタン! とドアを閉められた。
わたしは廊下で一人、涙を流した。
ふ、と目が覚める。
胸がドキドキしてる。
夢だったことに安心する。
はぁー、と大きくため息をつくと後ろから抱きすくめられた。
「おきたんか」
叔父さんだ。
「ん……。あれ、タケオくんは?」
「向こうであつこちゃんと寝てるわ」
「そっか」
「大丈夫かぁ体」
叔父さんはわたしの体をゆっくり撫でた。
お父さんと、後妻のあの人が嬉しそうに笑っている。二人の視線の先にはベビーベッドがあって、すやすやと赤ん坊が眠っている。
ああ、産まれたんだ。
近寄ろうとするけれど足が出ない。
「お父さん」
呼んでみるけど返事がない。
「ねぇ……」
二人は笑っている。
「お父さんってば!」
ようやく振り返ったお父さんの顔には表情がない。
スタスタと歩いて近づいてきたと思ったら……バタン! とドアを閉められた。
わたしは廊下で一人、涙を流した。
ふ、と目が覚める。
胸がドキドキしてる。
夢だったことに安心する。
はぁー、と大きくため息をつくと後ろから抱きすくめられた。
「おきたんか」
叔父さんだ。
「ん……。あれ、タケオくんは?」
「向こうであつこちゃんと寝てるわ」
「そっか」
「大丈夫かぁ体」
叔父さんはわたしの体をゆっくり撫でた。

