この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
叔父姪えっち
第4章 兄妹がやってくる・後編
「仲良しだね」
と言うとタケオくんは
「んーまぁ歳が離れてるからなぁ、ミキさんも下の子ができたら自然にこんなんなると思うで?」
と言った。
下の子、かぁ。
血が半分しか繋がってなくても?と言いそうになったけど、余計な事だと思って口をつぐんだ。
「えーと、じゃあ、また……」
「うん、野球がんばってね」
「うん、ありがとう」
玄関先で挨拶を交わす。
「おねぇちゃんありがと~」
あつこちゃんはおにぎりを持ったままぴょんぴょんと飛び跳ねる。
去り際にタケオ君はちょっとだけわたしの手を握って、「なんかあったら、俺呼んでね」と言った。
真剣なまなざし。
わたしはまたちょっとどきどきしてしまう。
うん、と言うのが精いっぱいで、なんだかわたしも面倒を見られる妹みたいな気分だった。
じゃあ、と言って二人が歩き出す。
何度も振り返って手を振ってくれる。
わたしも二人の姿が見えなくなるまで手を振った。
と言うとタケオくんは
「んーまぁ歳が離れてるからなぁ、ミキさんも下の子ができたら自然にこんなんなると思うで?」
と言った。
下の子、かぁ。
血が半分しか繋がってなくても?と言いそうになったけど、余計な事だと思って口をつぐんだ。
「えーと、じゃあ、また……」
「うん、野球がんばってね」
「うん、ありがとう」
玄関先で挨拶を交わす。
「おねぇちゃんありがと~」
あつこちゃんはおにぎりを持ったままぴょんぴょんと飛び跳ねる。
去り際にタケオ君はちょっとだけわたしの手を握って、「なんかあったら、俺呼んでね」と言った。
真剣なまなざし。
わたしはまたちょっとどきどきしてしまう。
うん、と言うのが精いっぱいで、なんだかわたしも面倒を見られる妹みたいな気分だった。
じゃあ、と言って二人が歩き出す。
何度も振り返って手を振ってくれる。
わたしも二人の姿が見えなくなるまで手を振った。