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叔父姪えっち
第5章 ミキちゃんの新しい快感
「……マスちゃんとミヤっちと岸間さん」
「3・3だ」
「たまたまだよ」
「で? その中の誰とディズニー行ったの?」
「は? え? なんでわかった?」
「……」

かまかけに引っかかりやがった。
敦は「彼女ができたらディズニーに誘うのが俺の定番」だってよく言ってた。
わたしと付き合いだした時も連れて行ってくれた。
もう、新しい子も連れて行ったんだ……。そう思うと無性に腹が立った。


「てゆうか浮気なんか最低じゃん」
「つか俺連絡待ってたんだけど。お前全然俺のことほったらかしだしさ、俺にもプライドあるんですけど」
「彼女から連絡ない位で傷つくとか安いプライドだね。それで別の子に手ぇ出してプライドは回復した?」
「お前のそういう偉そうなとこほんと嫌だわ。上からばっかモノ言って全然可愛くないよな」
「なによ、可愛げないとこが可愛いとか余裕ぶって言ってたくせに」
「余裕ぶってってなんだよ」
「まわりにアピールしたかっただけでしょ、男らしさアピールとかほんとダサい」
「はぁ? 別にそんなことしてねーし。てか久しぶりに電話してきてそれかよ」
「だいたいさ、連絡ならそっちからしてきたらいーじゃん、なんでいっつもわたしからしないといけないの」
「いっつもっていうかそんなしてこないじゃん、俺がしなきゃ今みたいにいつまでもしてこなかっただろ。夏休み入ってお前から連絡あったのこれが初めてじゃん」
「田舎行くってラインしたじゃん」
「その一回だけだろ」
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