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叔父姪えっち
第6章 デート
「ここ曲がったところからずーっと屋台やで」
とタケオくんが教えてくれた道を曲がると、本当に道のむこーうの方までびっしり屋台が立ち並んでいた。
群青の空をあたたかい黄色の光がちかちかと照らしている。
驚いて立ち止まってしまったわたしを追い抜いて走っていく子供たち。のんびりにこにこついて行くおばあちゃん、おじいちゃんたち。
浴衣のカップルや法被を着たおじさんの集団や地元のヤンキーの人たち。
すーっと息を吸い込むと夏の匂いがツンと鼻をついて、わくわくが込み上げてくる。

隣を見上げるとタケオくんがにっこりしてこっちを見ていて胸がくすぐったくなる。
「いこか」
「うんっ」
わたしははしゃいで走り出さないように気を付けて一歩を踏み出した。


まるで永遠に続きそうな屋台の行列をすごいすごい! と言いながら見ていく。
神社の鳥居をくぐる頃には両手に持ちきれないくらい買い物してしまっていた。
隣でタケオくんが笑っている。
「なによう」
「いや、ミキさん意外と子供っぽいとこあるんやと思って」
くくく、とタケオくんの肩が揺れる。
「だって、楽しくて」
そう言ったわたしの頭をぽんぽんとタケオくんが優しくたたく。
「俺もめっちゃ楽しい」
こちらを見下ろして笑うタケオくんの顔を見たらキュウンと胸が鳴った。


取り合えずどっか座ってこれ食べてまお、とわたしたちは境内の石段に腰かけた。

食べながらいろんな話をした。
お互いの学校のこと、タケオくんの部活のこと、東京の高校生の遊び方、あつこちゃんの寝言がすごいこと、やっぱり関西はお昼にお好み焼きとご飯を食べること、叔父さんのところにきたいきさつとか、わたしが少し、家にいることを窮屈に思っていることとか。
タケオくんは笑ったり驚いたりしながら私の話を聞いてくれて、家の話になると少し真剣な顔をした。


花火が始まるまでにもう少し屋台を見ようってことになって、ごみを片付けてまた人と屋台の流れに合流した。
もちろんまた手を繋いで。
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