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叔父姪えっち
第6章 デート

おじさんはちょっと身を引いて、わたしの全身を眺めた。
「へー、浴衣似合うやんか」
そう? と言ってわたしはくるん、と一回りして見せた。
「はは、似合う似合う。さすが美しい妃(きさき)なだけあるわ。綺麗やで」
叔父さんが笑ってそう言った瞬間、わたしの胸がドキン! と跳ねた。
叔父さんはそんなわたしに気付かないまま、ほな楽しんで。俺遅くなるからタケオくんちゃんと送ったってや、と言い残して去って行った。
わたしは去っていく叔父さんの方を振り返る。またいろんな人に話しかけられながらその背中が遠くなっていく。
わたしはその背中に心の中で問いかけた。
――――なんでわたしの名前の由来を、叔父さんが知ってるの?
「へー、浴衣似合うやんか」
そう? と言ってわたしはくるん、と一回りして見せた。
「はは、似合う似合う。さすが美しい妃(きさき)なだけあるわ。綺麗やで」
叔父さんが笑ってそう言った瞬間、わたしの胸がドキン! と跳ねた。
叔父さんはそんなわたしに気付かないまま、ほな楽しんで。俺遅くなるからタケオくんちゃんと送ったってや、と言い残して去って行った。
わたしは去っていく叔父さんの方を振り返る。またいろんな人に話しかけられながらその背中が遠くなっていく。
わたしはその背中に心の中で問いかけた。
――――なんでわたしの名前の由来を、叔父さんが知ってるの?

