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叔父姪えっち
第6章 デート

ふとタケオくんのキスが止まる。
「あ、ごめん。背中、苦しい?」
わたしの帯を指す。
確かに、帯のせいで背中が反ってちょっと苦しい。
こくんと頷くとタケオくんはよいしょ、と抱き起してくれる。
「脱がしてあげる」
そう言ってタケオくんの手が帯にかかる。
その声音が優しくてドキドキする。
わたしの正面から背中に手を回して、抱きしめるようにしながらタケオくんが帯をほどく。
わかるかな? と思うけど心配ないみたい。シュルシュルと音をたてて、あっという間に帯が緩む。
わたしはくっついた体温が気持ち良くてじっとしていた。
「着物とか、わかるの?」
その手際の良さに聞いてみる。
「うん、祭りの時とかに家のもんが着てるの見てたらなんとなく覚えた」
そっかぁ。
「タケオくんの浴衣もちょっと見たかったなぁ」
「ほんま? 着ていけばよかったなぁ」
「うん……」
じゃあ来年、と言う言葉をとっさに飲み込んだ。
来年は受験だし、そもそも今年はあのひとのお産だからだった。
でも、来たい気持ちはすごくある。でもその頃にはタケオくんには彼女できてるかも……。そんな考えが一瞬のうちに頭によぎって言えなかった。
帯を布団の横に置いて、さらにタケオくんの手が何本もまかれた腰ひもにかかる。
丁寧に脱がされてる感じが心地いい。気付くと全部の紐がほどかれ、浴衣の前が開かれた。
下はキャミソールと下着だけで、ちょっと恥ずかしかったけど、タケオくんの手がさらに
髪に伸びて「こっちも解く?」と聞くので頷いて、されるがままにじっとしていた。
まとめた髪も丁寧に解かれる。
あつこちゃんで慣れてるのかな。痛くもなく簡単に髪がほどかれる。
何度か優しい手つきで髪を梳かれる。
心地よくて思わず目を閉じる。唇に柔らかな感触。するりと肩を撫でるようにタケオくんの手が動くと浴衣が体から滑り落ちた。
唇を重ねたまま、またゆっくりと押し倒される。
ぴったりくっついてお互いの感触を確かめる。だんだん熱を帯びてくるキスでまた簡単に体温が上がる。
キスの合間にタケオくん、と呼びかけるとミキさん、と返ってくる。
目を開けると熱っぽい瞳が見つめてきて、体の奥がじぃんと熱くなる。
「あ、ごめん。背中、苦しい?」
わたしの帯を指す。
確かに、帯のせいで背中が反ってちょっと苦しい。
こくんと頷くとタケオくんはよいしょ、と抱き起してくれる。
「脱がしてあげる」
そう言ってタケオくんの手が帯にかかる。
その声音が優しくてドキドキする。
わたしの正面から背中に手を回して、抱きしめるようにしながらタケオくんが帯をほどく。
わかるかな? と思うけど心配ないみたい。シュルシュルと音をたてて、あっという間に帯が緩む。
わたしはくっついた体温が気持ち良くてじっとしていた。
「着物とか、わかるの?」
その手際の良さに聞いてみる。
「うん、祭りの時とかに家のもんが着てるの見てたらなんとなく覚えた」
そっかぁ。
「タケオくんの浴衣もちょっと見たかったなぁ」
「ほんま? 着ていけばよかったなぁ」
「うん……」
じゃあ来年、と言う言葉をとっさに飲み込んだ。
来年は受験だし、そもそも今年はあのひとのお産だからだった。
でも、来たい気持ちはすごくある。でもその頃にはタケオくんには彼女できてるかも……。そんな考えが一瞬のうちに頭によぎって言えなかった。
帯を布団の横に置いて、さらにタケオくんの手が何本もまかれた腰ひもにかかる。
丁寧に脱がされてる感じが心地いい。気付くと全部の紐がほどかれ、浴衣の前が開かれた。
下はキャミソールと下着だけで、ちょっと恥ずかしかったけど、タケオくんの手がさらに
髪に伸びて「こっちも解く?」と聞くので頷いて、されるがままにじっとしていた。
まとめた髪も丁寧に解かれる。
あつこちゃんで慣れてるのかな。痛くもなく簡単に髪がほどかれる。
何度か優しい手つきで髪を梳かれる。
心地よくて思わず目を閉じる。唇に柔らかな感触。するりと肩を撫でるようにタケオくんの手が動くと浴衣が体から滑り落ちた。
唇を重ねたまま、またゆっくりと押し倒される。
ぴったりくっついてお互いの感触を確かめる。だんだん熱を帯びてくるキスでまた簡単に体温が上がる。
キスの合間にタケオくん、と呼びかけるとミキさん、と返ってくる。
目を開けると熱っぽい瞳が見つめてきて、体の奥がじぃんと熱くなる。

