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ノベルラブ
第8章 蒼井君のターン
そんなスミレさんが不倫とか…と思うけれど、渋谷氏も確かに大人の男感凄くて、これは大抵の女の子はぐらっとくるよね、って感じだ。
背が高くてがっしりして、長めの髪を後ろへ撫でつけて、嫌みなくらい余裕のある微笑みで人の目をじっと見つめる。

あの目に見つめられるとどうしていいか分らなくなる感じ。
常に試されているような、でも優しく見守ってくれているようなあの感じ。

心が乱される~と女性のお客さんが言っているのを聞いたことがある。
向かいに座ってた男性客は面白く無さそうだったけど。


雑誌にも男前のオーナーがいる店って何度か紹介されてたし。
バイトの女の子たちも休憩中に、今日オーナーに髪型褒められちゃった~とか制服のリボン直されてドキドキしちゃった~とかしょっちゅうキャーキャー言いあってる。

スミレさんと二人で並ぶと確かに絵になるし、最初は不倫も大人のたしなみ?みたいな…と少し憧れもしたけれど、いつのまにかそういう噂話に腹を立てている自分に気が付いた。

スミレさんがそっとオーナーを見ている時なんか胸がチクチク痛んだ。
見ていられない、とバイトをやめようかと思った事もあったけど、駄目だった。
離れたくなかった。

俺はスミレさんを好きになっていた。
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