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ノベルラブ
第2章 帰り道
「最近の子はそういうのなのかなって」
「いやいや、どういうのですかそれ」
「ふふふ。ヤリサーとか聞くから」
「ないない、ないです、全く。オナニーばっかりです」
「はいっ?」
今度は私の声が裏返る。

「あはは」
「ちょっとぉ、下ネタ」
「いやいや、自分からふっといて」
 そうだけども。
「あっ、俺スミレさんの小説読みたいです」
「えぇっ」
「オナニーのネタ提供してくださいよ」
蒼井君がにやっと笑う。

「ちょっ……何回も言わないでそれ」
「オナニーですか?」
「ちょっと!」
「あはは」

オナニーオナニーと連発しながら爽やかに笑う蒼井君に私はドキドキしてしまう。

するよねそりゃ、男の子だもんな、と思いながら急に隣にいる蒼井君の存在が生々しく感じられる。

ちょこっと想像してしまう。
「あ、想像しました? 俺のオナニー」
「うわぁっ! 違う違う、してないしてない」
「したんだー」

 いつもと変わらない感じでニコニコしてるけど、蒼井君も酔ってるのかな。

ペースをすっかり握られてる感じでくやしいな、と思うけどこれ以上何か言うとさらに墓穴を掘りそうなのでやめておく。


 ちょうど家に着いてほっとする。

「あっついた、ここですお家」

なぜか敬語で申告する。
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