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Doki Doki/one way love〜一方通行の恋
第7章 隣のさゆりさん


「も、もしかして?」

「もしかすると… これは他所で浮気してるかもしれないわね」

どこまでも膨らむさゆりさんの妄想である

「それとも…ひょっとすると今流行りのボーイズラブかも」

「あはは… それは、どうかな」

もはや、さゆりさんの妄想はとどまるところを知らないのであった

「ちょっと、試しに着替えてみなさいな」

「えー、やだぁ、無理ですよぉ」

「女同士なんだから気にしないっ、ささ、ほら、早くっ」




「……」

「あら、やっぱり似合うわ、いいじゃない」

「そ、そうかなぁ」

似合うと言われ、満更でもない雛は褒められて伸びるタイプである

「胸はちょっと小振りだけど」

「……」

確かに、爽やかなベビーブルーのセットアップが白い小振りなバストとヒップによくマッチしていてエロいというより可愛いと言った方が合っているのか

ただし、薄地のためトップもアンダーもかなり透けている




「ただいま… 」

「んぎゃ」

「って、どしたの? お前、その格好…」

「あらあ、お帰りなさい、ちょうど良いところに…それじゃ、私はこれで、雛ちゃん、頑張ってねー」

「あ、ちょっと、さゆりさん、待ってー」

“透け透けのランジェリー”一丁でリビングに立ちすくむ雛を残して満足げに手をひらひらさせながら帰って行くさゆりであった

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