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外れない首輪
第1章 ハガキ
広瀬…広瀬隆洋…。私の昔の恋人で御主人様…。
だけど、彼と私の付き合いを知る人は社内ではほとんどいない。
もちろん、目の前の亜理沙も知らない。
「広瀬さんね、今度 第二営業所の所長になるんだって~。出世早いよね。」
第二営業所…私の住む市から電車で30分くらい乗ったあまり接点の無い場所…偶然会うことはないかな。
私は亜理沙の話に相づちを打ちながら、ぼんやりと彼の事を考えていた。
…どうしているんだろう…元気かな…遠くで見かけるだけでいいから、姿を見たい…
だけど、彼と私の付き合いを知る人は社内ではほとんどいない。
もちろん、目の前の亜理沙も知らない。
「広瀬さんね、今度 第二営業所の所長になるんだって~。出世早いよね。」
第二営業所…私の住む市から電車で30分くらい乗ったあまり接点の無い場所…偶然会うことはないかな。
私は亜理沙の話に相づちを打ちながら、ぼんやりと彼の事を考えていた。
…どうしているんだろう…元気かな…遠くで見かけるだけでいいから、姿を見たい…