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外れない首輪
第1章 ハガキ
夫に声をかけてバスルームに。
脱衣所で自分の体を見つめる。
あの人の愛してくれた身体…
そう、20代前半の若さが詰まった身体だった。
胸もツンと上を向いて
ウエストもくびれていたっけ
ヒップは昔から大きかったけど、今より形は良かったはず
今はその片鱗もない
子供の授乳で少し形のくずれた胸
太っているわけではないけど、全体的に肉付きがよくなった
きっと亜理沙も内心思ったに違いない
「オバサンになったよね」って…
鏡に向かってため息をついて、思った
再会したって、悲しくなるだけね…
また愛してもらえる訳無いもの…
脱衣所で自分の体を見つめる。
あの人の愛してくれた身体…
そう、20代前半の若さが詰まった身体だった。
胸もツンと上を向いて
ウエストもくびれていたっけ
ヒップは昔から大きかったけど、今より形は良かったはず
今はその片鱗もない
子供の授乳で少し形のくずれた胸
太っているわけではないけど、全体的に肉付きがよくなった
きっと亜理沙も内心思ったに違いない
「オバサンになったよね」って…
鏡に向かってため息をついて、思った
再会したって、悲しくなるだけね…
また愛してもらえる訳無いもの…