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やらし恥ずかし夏休みバイト
第4章 プールの監視員
 朱里はとりあえず、簡易シャワーを浴びてから、本部へと戻ることにした。
 本部にて安本に怒られるだろうという見通しに憂鬱な気分となり、少しでもそれを先延ばしにしたいという気持ちもあったので。
 さっき優輝から貰った紙切れを、持参していた小さなポシェットの中へ大事そうにしまい込むと、それをシャワーのかからない場所へと置いた。
 簡易シャワーの蛇口をひねって生ぬるい温水を出すと、すぐに股間の水着をずらす朱里。
 ハイレグ競泳水着は、鋭角に尖って股間に食い込んでおり、ずらすのにもちょっと手間がかかった。
 花弁を露出させることに成功すると、シャワーの水が当たるよう、朱里は下半身を突き出すようなポーズをとる。
 そして、水が当たり出すと、朱里は指を花びらの中へと押し込み、中に溜まった白い樹液を掻き出していった。
「ああん……あ……くぅ……」
 海の家でも似たようなことをしたな、と思い出しつつ、あえぎながら股間をいじる朱里。
 その姿はやはり、事情を知らない人が見ると、どう見ても自慰をしているようにしかみえなかった。
 そんなときだ。
「おい、春日井!!」
 自分の名を呼ぶ怒声が突然、左横から聞こえ、朱里の心臓は飛び出しそうになった。


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