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やらし恥ずかし夏休みバイト
第1章 海の家
「ちょっと、皆さん! ああっ、助けて……!」
「もう10秒済んだから、あと50秒で終わるし、頑張ってよぅ。ぼくちんも頑張るからっ」
「まーた、時間が戻ってる! あんっ、あと……また可愛く言ってもダメですっ!」
「ぼくちん、能力者だから、超能力が使えるんだ。だから、まーだ5秒しか経ってない!」
「ちょっと~! どんどん時間が戻って……あんっ、卑怯です!」
 皮を剥かれた豆を直接なぶられて、立っているのも辛そうにみえるほど、朱里の膝はガクガクとなっていた。
 しかし、中年客の指は止まることなく、今度は、濡れた窪みの中へ。
「あひゃあっ! そこ、だめぇっ!」
 すでに甘やかな花蜜を吹きこぼしている窪みへと、中年客の指3本がするりと入る。
 そして今度は、指だけでなく、腕全体を激しく突き動かしてきた。
 その激しさにより、目くるめく快感が朱里を襲う。
「あああん!」
 お尻を動かして、拒絶を示しているつもりのようだが、周りからはまるで誘っているかのごとく映った。
「30秒経ったから、あと半分!」
 中年客が恥ずかしげもなく叫ぶ。
 もちろん、1分間などとっくに経過していた。
「あうん! 長すぎる30秒……!」
 腰を振りつつ、朱里が言った。
 周りの男性客連中はというと、興奮を抑えるのに必死のようだ。
 揃いも揃って、ズボンや海パンの前部分がパンパンに膨らんでいる。
 みんな、この類稀なる新人店員の、あられもない姿態に、すっかり見とれていた。
 それに気づき、朱里が声をあげる。
「いや……。ああん、皆さん、どうかご覧にならないで……ください……あんっ」
 くっちゃ、くっちゃと激しい音が店内に響いている。
 周囲の視線も、朱里の恥ずかしさを激増させていた。


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