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やらし恥ずかし夏休みバイト
第4章 プールの監視員
「ひゃっ?! 安本チーフ?!」
「こっちもしっかり水で濡れてるみたいだから、ほぐれてるんじゃないかと思ってな」
 言いつつ、人差し指をその穴へと挿入していく安本。
 朱里には、お尻の穴方面の経験は全くなく、驚愕と不安感で身体がおののいた。
 指の根元まで完全に朱里の穴に埋没させた安本は、ゆっくりと出し入れさせ始める。
 その未知なる感触とかすかな痛みに、朱里の心は大混乱に陥っていた。
「やぁん! 痛ぁい! ダメです、安本チーフ……。それに……汚いです!」
「大人しく我慢しろって、じゃあ、もう1本行くぞ」
 言うが早いが、人差し指と一緒に中指も、穴へと挿し込む安本。
 今度はさっきよりも鋭い痛みが朱里を襲った。
「い、痛いです!」
「文句ばっか言うな! すぐに慣れる!」
 明らかに安本の怒りは逆ギレだが、冷静に指摘する余裕もない朱里。
 入れられる指はやがて、薬指も合わせた3本となり、さらなる痛苦が朱里の顔をしかめさせていた。
 時折、安本に対する抗議を挟むものの、安本は一向にやめる様子はない。
 水で湿った朱里の排泄口を、安本の指3本が出し入れされる状況が、延々と続いていった。
 しばらくすると、元々水で潤っていたせいもあってか、徐々にではあるが、言葉では形容しがたい感覚を朱里は覚え始めることに。
 その感覚は、痛みでは決してなく、不思議な快感とでも呼ぶしかない感覚だった。
 安本の出し入れも、幾分スムーズさを増している。
「あん……! これ、何……ですか……。ちょっと……」
「気持ちよくなってきたか。お前はこっちの素質もあるみたいだな」
「う、嬉しくないです! 何の素質なんですかぁ! あぁん……」
「じゃあ、もうそろそろいいだろう。だいぶ暗くなってきやがったから、急がねーとな」
 安本の言うとおり、周囲は次第に暗くなってきていた。
 恐らく、遊園地内の電灯は点灯されただろう、と想像できるほどに。
 雲の少ない夏の空は、夕暮れと夜のちょうど中間くらいの感じで、美しい様相を呈している。
 しかし、そういうことを考えている余裕が朱里にはなかった。
 安本の指がゆっくりと引き抜かれていく感触を感じ、「これでやっと終わりだ、今度こそ」と朱里は思いホッとする。


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