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やらし恥ずかし夏休みバイト
第5章 マジシャンの助手
 そして、リハーサルが始まった。
 まずは、ポロリのトランプマジックだ。
 ポロリは難なく全て成功させ、スタッフから拍手を受けた。

 続いて早速、朱里の出番が来る。
 例の「瞬間移動マジック」だ。
 黒子のスタッフが小階段を舞台袖から押してきて、試着室風大道具の下の台座にくっつけた。
 朱里は笑顔で、堂々とその階段を上り、試着室に入ってカーテンを閉めると同時に、後ろから脱出。
 小階段に上手く隠れ、黒子スタッフに押される小階段と共に、朱里は舞台袖へ消えた。
 そして、そこから猛ダッシュで屋外へ出る朱里。
 全速力で、会場の周囲をぐるりと回り、正面入り口へ到達すると、中の様子をこっそり覗く。
 ステージ上のポロリが、大きく右手を振って合図をしたので、ドアから入り、笑顔で花道を歩いてステージへと戻った。
 大成功だ。

 しかし、喜ぶ暇もなく、次のマジックへ。
 次は、朱里が最も嫌がっているマジックだ。
 それは、観客の中から無作為に5名の男性を選び出し、そのうちの1人が朱里と立ちバックのスタイルで性交。
 朱里とポロリはそちらを見ていないにも関わらず、ポロリが「誰が朱里と性交したのか」を当てる……というものだ。
 観客には事前に番号札を配布してあり、それを使ってポロリが抽選を行い、5名を選び出すことになっている。
 このリハーサルでは、客の役をスタッフの5人が行うことに。
 もちろん、リハーサルでは本当に性交するわけではないのだが、朱里は本番さながらに、前かがみになって尻を突き出した。
 スタッフの5人が、この絶好のセクハラ機会を逃すはずはない。
 役得とばかりに、朱里の身体をまさぐって、感じさせていった。
「あんっ……ちょっとぉ……リハーサルだし、そこまでしなくても……」
「マドモアゼルのおっしゃるとおりですね。みんな、いい加減にしておきましょう」
 ポロリが助け舟を出してくれて、どうにかその場は収まった。


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