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やらし恥ずかし夏休みバイト
第1章 海の家
「そっかぁ、だったら朱里ちゃんもこれから、覚悟しとかないと」
「そんなぁ。毎日こんな感じなんですかぁ? っていうか、もしこんなことばっかりされるのなら、逆に……時給1500円って安くないですか?」
「それが、人によってどう感じるかだよねぇ」
目を細めて答える小枝子。
「あたしにとっては、別に安くもないのよ。なぜなら、ここだともし辞めたときに、後で履歴書に『海の家』ってことで書けるでしょ。他の本格的な、えっちいお店だと、書きにくいじゃん」
「な、なるほど……。って、小枝子センパイは、こういう業務内容だと分かって入られたんですね」
「うん、そうだよ。面接で聞いてなかった?」
「聞いてないです!」
渋い顔をして朱里が言う。
「そっかぁ、災難だね……そりゃ」
「ちょっと~、完全に他人事モードじゃないですかぁ」
「ははは、ごめん。でも、面接でもこれはさすがに聞いてると思うけど、ここは寛大で、辞めたいときは普通に突然辞めちゃっていいわけだし、頑張れるところまで頑張っちゃえばいいんじゃないかな。あたしは絶対辞めないけどね。それじゃ、そろそろ帰るね。お先に!」
「あ、はい! お疲れ様です! アドバイスありがとうございまーす」
挨拶を元気よく交わすと、小枝子は出ていった。
「私も頑張らないと……。よし、そろそろ休憩終わりだ」
呟くと、朱里も立ち上がり、この日のお仕事後半戦へと向かった。
「そんなぁ。毎日こんな感じなんですかぁ? っていうか、もしこんなことばっかりされるのなら、逆に……時給1500円って安くないですか?」
「それが、人によってどう感じるかだよねぇ」
目を細めて答える小枝子。
「あたしにとっては、別に安くもないのよ。なぜなら、ここだともし辞めたときに、後で履歴書に『海の家』ってことで書けるでしょ。他の本格的な、えっちいお店だと、書きにくいじゃん」
「な、なるほど……。って、小枝子センパイは、こういう業務内容だと分かって入られたんですね」
「うん、そうだよ。面接で聞いてなかった?」
「聞いてないです!」
渋い顔をして朱里が言う。
「そっかぁ、災難だね……そりゃ」
「ちょっと~、完全に他人事モードじゃないですかぁ」
「ははは、ごめん。でも、面接でもこれはさすがに聞いてると思うけど、ここは寛大で、辞めたいときは普通に突然辞めちゃっていいわけだし、頑張れるところまで頑張っちゃえばいいんじゃないかな。あたしは絶対辞めないけどね。それじゃ、そろそろ帰るね。お先に!」
「あ、はい! お疲れ様です! アドバイスありがとうございまーす」
挨拶を元気よく交わすと、小枝子は出ていった。
「私も頑張らないと……。よし、そろそろ休憩終わりだ」
呟くと、朱里も立ち上がり、この日のお仕事後半戦へと向かった。