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やらし恥ずかし夏休みバイト
第5章 マジシャンの助手
そして、正面入り口ドア前へたどり着いた朱里。
そこに立っている二人の警備員には、当然ながら事情は全てポロリから話してあった。
警備員に目配せし、少しだけドアを開けてもらい、朱里はその隙間から会場へとこっそり入っていく。
息を潜めてしゃがみ込み、ステージ上にいるポロリの合図を待った。
ところが、驚いたことに、静かに入ったにも関わらず、後ろの方の観客数名にバレてしまったようだ。
どうやら、ポロリたちが毎度このマジックをやっているせいで、姿を消したアシスタントが後ろから入ってくるのはもうバレバレになっているらしい。
朱里は心の中で、「こんなに展開がバレバレなら、マジックの意味ないじゃん!」とツッコミを入れる。
ひょっとしたら、観客の中にも、このマジックのトリックにすら気づいている人もいるのかもしれなかった。
それでも、観客たちには、興ざめといった空気はない。
恐らく彼らは、純粋にマジックを楽しみに来ているのではなく、「セクシーマジック」だからこそ、足を運んでいるのだろう。
そこに立っている二人の警備員には、当然ながら事情は全てポロリから話してあった。
警備員に目配せし、少しだけドアを開けてもらい、朱里はその隙間から会場へとこっそり入っていく。
息を潜めてしゃがみ込み、ステージ上にいるポロリの合図を待った。
ところが、驚いたことに、静かに入ったにも関わらず、後ろの方の観客数名にバレてしまったようだ。
どうやら、ポロリたちが毎度このマジックをやっているせいで、姿を消したアシスタントが後ろから入ってくるのはもうバレバレになっているらしい。
朱里は心の中で、「こんなに展開がバレバレなら、マジックの意味ないじゃん!」とツッコミを入れる。
ひょっとしたら、観客の中にも、このマジックのトリックにすら気づいている人もいるのかもしれなかった。
それでも、観客たちには、興ざめといった空気はない。
恐らく彼らは、純粋にマジックを楽しみに来ているのではなく、「セクシーマジック」だからこそ、足を運んでいるのだろう。