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やらし恥ずかし夏休みバイト
第5章 マジシャンの助手
 ところが、セクシーマジックショーでは、ちゃんと観客への配慮がされていた。
 ステージの奥に大型のスクリーンが用意されていたのだ。
 そして、舞台袖から黒子衣装の男性カメラマンが登場。
 スクリーンには早速、カメラマンの担ぐカメラがとらえている映像が、そのまま大きく映し出されている。
 カメラマンは一目散に、5名が立っているすぐそばへと移動すると、カメラを朱里へ向け、背後から撮影していく。
 スクリーンに、朱里のお尻のどアップが映り、観客席からは地鳴りのような拍手が巻き起こった。
 サバニボシ語で「カメラマン最高!」「グッジョブ!」のように叫ぶ客すらいる。
 これに気を良くしたカメラマンは、「俺がやらなきゃ誰がやる!」というプロ根性を見せ、さらに過激な撮影を試みることに。
 素早く仰向けに寝転び、朱里の秘所を下からばっちり確認できるポジションへと身体を滑らせると、カメラのレンズを秘所に向けたのだ。
 今や、スクリーンには、朱里の秘唇が大写しにされていた。
 薄桃色をした美しい花弁や、恥ずかしげに生える陰毛、さらにはお尻にある噴出口の細かい皺(しわ)1本1本に至るまで、舐めまわすようなカメラワークで責めていく。
 興奮から、すでに花蜜が滲んでいる花びらが、特に観客を熱狂させた。
 そして、目隠しされているとはいえ、台本によって、「自身の恥ずかしい部分をスクリーンに映されている」ということを知っている朱里は、抗議の声をあげる。
 抗議したところで、やめてもらえるはずがないことは朱里にも十分分かっているのだが、何か言わずにはおられず。
「いやぁ~ん! やめてくださいよぉ!」
 だが、日本語なので、サバニボシ人のカメラマンに通じるはずがない。
 そして朱里と同じく目隠しをされ、朱里たちに背後を向けているポロリも、フォローや助け舟を出せる状況ではなかった。


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