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第5章 マジシャンの助手

　４番の男性は、身長が５名の中で最も高く、身体もそれなりに鍛えられている様子だ。
　ルックスはイケメンとは言いがたいが、かといって決してブサイクではない。
　ずっと立ち上がりっぱなしの彼のシンボルは、太くゴツゴツしており、上下に軽く揺れている。
　こうして抽選が無事に終わり、朱里と性交する人が決まった。
　ハズレを引いた４名もまた、朱里の身体を触ることだけは許されているので、ステージに上がれなかった男性たちに比べると幸運なのは間違いない。
　しかも、予期せぬハプニングにより、この時点ですでに朱里は全裸となっているのだ。
　全裸の朱里と性交したり、その身体を触ったりできるのだから、５名のラッキー度は計り知れない。
　全裸になってしまっているせいで、先ほどの局部アップ撮影の場面でも、想定していた以上に恥ずかしい姿を晒すはめになってしまった朱里。
　本来は、この時点ではまだバニーガール衣装なので、桜貝そのものをあんなにどアップで撮られることはないはずだったのだ。
　また、これから始まる性交においても、衣装の股間部分をずらして挿入される予定だったので、全裸の現状よりは遥かにマシだったといえる。
　自らの不注意が招いたハプニングによって朱里は、より恥ずかしい思いをさせられることになってしまっていた。