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やらし恥ずかし夏休みバイト
第5章 マジシャンの助手
 その後、黒子スタッフが急ぎ足でやってきて、朱里の身体を拭いた。
 もう一人の黒子が、ステージ中央に、やや背の高い椅子をセッティングしている。
 これからついに、フィナーレを飾るマジック、「空中浮遊後、ドッキング」が始まるのだ。
 身体を拭いてもらった朱里は、身体の正面を観客席へと向け、その椅子に座る。
 そして、恥じらいながらも、M字開脚をした。
 その間、ポロリは大急ぎで、あらかじめ用意してあったゴンドラへと向かう。
 ゴンドラ前で別のスタッフから、上着とシャツとネクタイを受け取ると、大急ぎで着始める。
 実は、ここにミソがあり、この上着はさっきポロリが脱ぎ捨てたものとは別物だったのだ。
 こちらの上着には、背中部分に細くて強度の高いワイヤーが取り付けられており、これによってポロリの空中浮遊が可能となるのだった。
 さりげなく、ワイヤー部分を確認してから、スーツを着たポロリ。
 ただし、下半身は下着すらつけておらず、丸出しだが。

 ステージの朱里は、遠くに見えるゴンドラ上にてポロリが上着を着たのを見て、体勢を整えて準備をする。
 観客席に向けて、カエルのように大きく脚を開いたまま、朱里は自らの指で、花唇を広げた。
 カメラマンは、さすがにさっきよりは離れた位置から撮影しているものの、ズーム機能を使って、上手く朱里の秘所を撮影していく。
 ピントが合い、スクリーンに朱里の大切な部分が再び映し出され、会場はまたしても大きな歓声に包まれた。


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