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やらし恥ずかし夏休みバイト
第5章 マジシャンの助手
ポロリは、朱里がスタンバイしたのを確認すると、大きな声で叫んだ。
ピンマイクを使っているので、その声は大きく響き渡る。
「では、艶魔術のフィナーレとまいりましょう! 奥義『空中浮遊後、ドッキング』の開始です! これから空を飛ぶ私が、必ずや、ステージにいる麗しきアシスタントの秘所へと、私のモノを突き刺しますぞ!」
サバニボシ語でそう高らかに宣言すると、ポロリはゴンドラから身を躍らせた。
何のためらいもなく。
さすがにこの瞬間は、観客も恐ろしいらしく、目を伏せている人や声をあげる人もいた。
ところが、次の瞬間、観客の称賛の声がこだますることに。
ポロリが落下せず、ふわふわ浮き上がったまま、観客席上空を飛びまわり始めたからだ。
ただ、下半身が丸出しであり、大きくそそり立ったむき出しのシンボルもやけに目立っていたため、何も知らない人が見ると異様な光景にうつるだろう。
この会場以外でこんなことをやると、変態でしかないはずだ。
いや、この男にとって「変態」というのは、褒め言葉になりかねなくて、色んな意味で危険だが。
ともかく、気持ちよさそうに飛びまわるポロリを見て、観客からの歓声と拍手はとどまるところを知らなかった。
観客たちのボルテージはすでにマックスだ。
数十秒後、拍手のこだます中で、会場後方を飛んでいたポロリが、突如としてスピードを緩めた。
そして、ふわっとした感じで、方向転換し、やや前かがみの体勢で頭をステージの方角へ向ける。
とうとう、ラストを飾るマジックの、最も重要な場面、ラストシーンをこれから迎えるのだ。
ポロリは宙に浮いたまま、再び速度を上げ、ステージへ向かって突き進む。
ピンマイクを使っているので、その声は大きく響き渡る。
「では、艶魔術のフィナーレとまいりましょう! 奥義『空中浮遊後、ドッキング』の開始です! これから空を飛ぶ私が、必ずや、ステージにいる麗しきアシスタントの秘所へと、私のモノを突き刺しますぞ!」
サバニボシ語でそう高らかに宣言すると、ポロリはゴンドラから身を躍らせた。
何のためらいもなく。
さすがにこの瞬間は、観客も恐ろしいらしく、目を伏せている人や声をあげる人もいた。
ところが、次の瞬間、観客の称賛の声がこだますることに。
ポロリが落下せず、ふわふわ浮き上がったまま、観客席上空を飛びまわり始めたからだ。
ただ、下半身が丸出しであり、大きくそそり立ったむき出しのシンボルもやけに目立っていたため、何も知らない人が見ると異様な光景にうつるだろう。
この会場以外でこんなことをやると、変態でしかないはずだ。
いや、この男にとって「変態」というのは、褒め言葉になりかねなくて、色んな意味で危険だが。
ともかく、気持ちよさそうに飛びまわるポロリを見て、観客からの歓声と拍手はとどまるところを知らなかった。
観客たちのボルテージはすでにマックスだ。
数十秒後、拍手のこだます中で、会場後方を飛んでいたポロリが、突如としてスピードを緩めた。
そして、ふわっとした感じで、方向転換し、やや前かがみの体勢で頭をステージの方角へ向ける。
とうとう、ラストを飾るマジックの、最も重要な場面、ラストシーンをこれから迎えるのだ。
ポロリは宙に浮いたまま、再び速度を上げ、ステージへ向かって突き進む。