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やらし恥ずかし夏休みバイト
第5章 マジシャンの助手
 一方のポロリは朱里よりも冷静で、すでに制限時間がギリギリまで迫っているということを悟っていた。
 観客席に、二人の身体の側面を向け、駅弁スタイルでしっかり繋がっていることを観客に確認させるポロリ。
 文句なしの大成功だ。
 観客からは割れんばかりの拍手と歓声とともに、いつしかスタンディング・オベーションとスタンディング・マスターベーションが同時に起こっている。
 ようやく、ステージ上へと、そっと降り立ったポロリは、抱きついてきている朱里を抱えたまま、笑顔で一礼した。
 朱里はというと、シンボルを挿し込まれたまま、腰の動きを無心で続けている。
 ずっちゅ……ずっちゃ!
「あぁんっ……ポロリさぁんっ……あふぅんっ」
 きつくポロリに抱きつき、無我夢中で腰を振り続ける。
 しかし、そのことをとがめる者は誰もいなかった。
 淫らな痴態を晒してもらっている方が、誰にとってもありがたかったので。
 ポロリもまた、心躍らせるほどの歓喜を感じ、この美少女に激しく求められている現状に陶酔しかかっていた。
 プロ意識の高いポロリであっても、そんな風になってしまうほどに、甘美な状況だったのだ。

 一方で黒子スタッフは、手早く椅子などの道具を片付け、撤収に備えていく。
 その動きを横目で見つつ、ポロリは朱里のお尻に回した手を動かすことで、二人の悦びを倍増させた。
 ぐっちゃ……ずっちゃ!
「ひゃぁうっ……すごぉいっ……!」
 朱里は悦びの声をあげると、大勢の視線をものともせず、自分も目いっぱい腰を振っていった。
 パンパンパン!
 二人がぶつかる音は、ステージ上で響いていく。

 そしてスタッフが撤収準備を終えた。
 艶魔術ショーは無事に閉幕を迎えようとしている。
 優美なクラシック音楽が流れだすとともに、ステージ中央にてポロリは深々と頭を下げた。
 もちろん、上半身には朱里をつかまらせており、そのシンボルは果肉にしっかりと挿し込まれたたまま。
 観客は総立ちで、拍手喝采を送った。
 この日一番の笑顔を見せるポロリ。
 朱里は腰を振りたてて、よがり続けており、頭を下げたり笑顔を見せたりする余裕がなかった。
 幕がゆっくりと下りてくる。
 その間も、パンパンパンと音を立て、二人の交合は続いていた。


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