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やらし恥ずかし夏休みバイト
第6章 夏祭りの屋台
 佐々岡は、西山にも聞こえるよう、声のボリュームを上げて言葉を続ける。
「もう~、朱里ちゃんはホンマ、恥ずかしがり屋やなぁ。まぁ、そんなとこも可愛いねんけど。彼女やってバレてもええやろ。はよ認めとき」
「ああんっ……はぁい。でもぉ……あんっ……恥ずかしいから、あんまり大声で言わないで、もっくん……はぁん」
 のしかかってきたままの佐々岡の背中へ、両手を回して抱きしめる朱里。
 もちろん、「彼女のフリ」ということで。
 佐々岡はこんな風にされたことで、嬉しくてたまらないらしく、腰の叩きつけ速度をさらに倍加した。
 パンパンパン!
 ずっちゃ! ぐっちゅ! ばっちゅん!
 激しい音がテント内に充満する。
 朱里が佐々岡を抱き寄せているので、さっきよりも二人は深く繋がっていた。
 シンボルの熱さ、硬さ、形などをはっきりと果肉で感じ、朱里の喜悦は高まっていく。
 花蜜をふんだんに溢れさせ、果肉は悦楽に染まりきっていた。
 悦びの声が、朱里の口から漏れる。
「あひゃぁんっ……もっくん、すごぉい……あんっ」
 このやり取りを見聞きして、西山は「二人が恋人同士である」と思い込んだようだった。
「ホントに、もっさんの彼女でしたか。……18歳の可愛い子が彼女とか……羨ましすぎですな! いやぁ、お邪魔してしまって申し訳ない。それじゃ、また後ほど」
 早くも股間を膨らませている西山が言う。
 佐々岡も腰を動かしながら、言葉を返した。
「いやいや、気にせんといてください。今日もよろしゅうに」
 朱里も何か西山に言葉をかけようとしたものの、その口からは悦びのあえぎしか出てこない。
 西山は一礼の後、手を振ると、テントを出て行った。


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