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やらし恥ずかし夏休みバイト
第6章 夏祭りの屋台
「朱里ちゃん、着付けはできるん? おじさんがしてあげよか? はぁはぁ……」
浴衣を手渡す佐々岡の鼻息は、異様なほど荒い。
「自分でできますから!」
着付けが自分で出来て本当によかった、と胸をなでおろす朱里であった。
「じゃあ、着替えますから、佐々岡さんは出てってください」
「え~! ちょっとぐらい、見ててもええやん。俺ら、もう身体の関係になってんし」
「佐々岡さんが半ば無理やりそういう関係に持っていったんでしょ! いいから、出てってくださいよっ!」
「嫌や! このまま見とく! 朱里ちゃんが一向に着替えへんなら、仕事に支障が出るだけや。もうすぐ4時半になるし、夏祭り開始やのに、店の準備が間に合わんかったら、朱里ちゃんのせいってことやで」
「ちょっ!」
なんと身勝手な、と朱里は思った。
しかし、テコでも動かない様子の佐々岡を見て、諦めの溜め息をつく。
そんなとき、またしてもテントの入り口が開いた。
浴衣を手渡す佐々岡の鼻息は、異様なほど荒い。
「自分でできますから!」
着付けが自分で出来て本当によかった、と胸をなでおろす朱里であった。
「じゃあ、着替えますから、佐々岡さんは出てってください」
「え~! ちょっとぐらい、見ててもええやん。俺ら、もう身体の関係になってんし」
「佐々岡さんが半ば無理やりそういう関係に持っていったんでしょ! いいから、出てってくださいよっ!」
「嫌や! このまま見とく! 朱里ちゃんが一向に着替えへんなら、仕事に支障が出るだけや。もうすぐ4時半になるし、夏祭り開始やのに、店の準備が間に合わんかったら、朱里ちゃんのせいってことやで」
「ちょっ!」
なんと身勝手な、と朱里は思った。
しかし、テコでも動かない様子の佐々岡を見て、諦めの溜め息をつく。
そんなとき、またしてもテントの入り口が開いた。