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やらし恥ずかし夏休みバイト
第6章 夏祭りの屋台
そして準備を終えて、佐々岡が開店すると、まだ5時にもなっていないにも関わらず、早くも一人目の客がやってきた。
その客は明らかに子供だったので、胸をなでおろす朱里。
小学生とおぼしきその客は、すぐに代金を払い、佐々岡から輪を受け取って挑戦を始める。
佐々岡は、その挑戦を笑顔で見守り、「おお、うまい!」「惜しいなぁ」などと声をかけた。
そんな佐々岡を見て、朱里は「実は佐々岡さんって、子供好きで良い人なのかも」と思い始める。
もっとも、「それでもセクハラばっかりして、エッチな人なのは間違いないんだけど」ということは常に頭の中にあったが。
朱里がそんなことを考えているうちに、早くも少年の挑戦は終了した。
5つ投げた輪のうち、2つを引っ掛けることに成功したようだ。
「おめでとう! これ、ご褒美のお菓子や。C賞やさかい、この箱の中から、好きなおもちゃを1つ選んで持っていってや」
そう言って、佐々岡は少年にお菓子の入った袋を手渡し、大きなダンボールを持ち上げた。
ダンボール内には、色々なおもちゃが入っているようだ。
少年はその中から、何かのトレーディングカードとおぼしき物を取り出すと、「ありがとう!」と言って、立ち去っていった。
その客は明らかに子供だったので、胸をなでおろす朱里。
小学生とおぼしきその客は、すぐに代金を払い、佐々岡から輪を受け取って挑戦を始める。
佐々岡は、その挑戦を笑顔で見守り、「おお、うまい!」「惜しいなぁ」などと声をかけた。
そんな佐々岡を見て、朱里は「実は佐々岡さんって、子供好きで良い人なのかも」と思い始める。
もっとも、「それでもセクハラばっかりして、エッチな人なのは間違いないんだけど」ということは常に頭の中にあったが。
朱里がそんなことを考えているうちに、早くも少年の挑戦は終了した。
5つ投げた輪のうち、2つを引っ掛けることに成功したようだ。
「おめでとう! これ、ご褒美のお菓子や。C賞やさかい、この箱の中から、好きなおもちゃを1つ選んで持っていってや」
そう言って、佐々岡は少年にお菓子の入った袋を手渡し、大きなダンボールを持ち上げた。
ダンボール内には、色々なおもちゃが入っているようだ。
少年はその中から、何かのトレーディングカードとおぼしき物を取り出すと、「ありがとう!」と言って、立ち去っていった。