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やらし恥ずかし夏休みバイト
第6章 夏祭りの屋台
「ほな、朱里ちゃん、これを持ってーな」
 言いつつ、ダンボール製の簡易トイレを朱里に手渡す佐々岡。
 朱里がよく見てみると、全体はダンボール製ながら、内部にはナイロンの袋が取り付けられているようだ。
 佐々岡は言葉を続ける。
「ほな、そのテントの前でしゃがんでくれるか? ほんで、こっち向いて、その簡易トイレに用を足してくれたらええしな。俺は、このまま客の応対しとくさかい、終わったら知らせてーな」
「ええ~?!」
 抗議したい朱里だったが、佐々岡はプイと元通り向こうを向き、早くも客の応対を再開している。
 そして、20人の男性客がかけている無言のプレッシャーが、朱里の身体をテントの方に向かわせていた。
 それにまた、朱里自身、尿意に身を打ち震わせつづけており、早く解放されたい気持ちに突き動かされていく。
 とぼとぼと、テントの前まで歩み寄った朱里は、簡易トイレを地面に設置した。
 男たちのギラつく視線が、朱里の身体、特に下半身を突き刺している。
 まだ、朱里が浴衣を捲(まく)り上げていないにも関わらず。
 ゴクリと唾を飲み込んだ男性客もいた。
 また、男性客たちの股間は、一様に膨らみを見せている。
 尿意に耐え切れず、一刻も早く解放されたい気持ちが爆発した朱里は、半ばヤケクソ気味に浴衣の裾をまくって、しゃがみ込んだ。
 薄っすら生える黒い陰毛の茂みが、男たちの眼前に登場している。
 男たちは興奮のせいか、じりじりと少しずつ朱里との距離を縮めていた。
 中には堂々と地面に寝そべり、下からじっくりと朱里の秘所を観察しようとする輩まで現れている。
 人前で用を足すということ自体、朱里にとっては考えられない出来事だったが、迫り来る尿意がそうした考えを吹き飛ばしていく。
 それに、このまま何もしないでいると、いつまでも秘所を男たちに観察される状況が続くだけだということも、朱里をせきたてた。
 決心を固めた朱里は、緊張させていた下半身を緩めていく。
 体内に溜まっている小水が、こみ上げてくるのを、朱里は敏感に感じ取っていた。
 そして―――。 


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