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やらし恥ずかし夏休みバイト
第6章 夏祭りの屋台
ヒューという口笛のような音が聞こえたかと思うと、次の瞬間、ドーンという大きな音と共に空が明るくなった。
「お、花火が始まったな。朱里ちゃんは、裏のテント前から見てきてええで。出番になったら呼ぶし」
佐々岡の言葉に一瞬喜んだ朱里。
「え? いいんですか?! ……って……『出番』なんかもう来てほしくないですよぉ! またいやらしいことなんでしょ?」
「時間的に見ても、A賞はあと1回あるかないかやろ。B賞かて、一人二人くらいなもんやろて。もうほとんど終わりみたいなもんやし、気楽にしといてーな」
「だといいんですけど……。では、とりあえず、裏で花火を見てますね」
とにかく、朱里が嫌なのはA賞だった。
そして朱里は裏手のテント前へ行き、空を彩る花火を鑑賞することにした。
「お、花火が始まったな。朱里ちゃんは、裏のテント前から見てきてええで。出番になったら呼ぶし」
佐々岡の言葉に一瞬喜んだ朱里。
「え? いいんですか?! ……って……『出番』なんかもう来てほしくないですよぉ! またいやらしいことなんでしょ?」
「時間的に見ても、A賞はあと1回あるかないかやろ。B賞かて、一人二人くらいなもんやろて。もうほとんど終わりみたいなもんやし、気楽にしといてーな」
「だといいんですけど……。では、とりあえず、裏で花火を見てますね」
とにかく、朱里が嫌なのはA賞だった。
そして朱里は裏手のテント前へ行き、空を彩る花火を鑑賞することにした。