この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
やらし恥ずかし夏休みバイト
第8章 朱里と優輝
「あれ? 朱里お姉さん、服はどうしたの? 『汚くなって着替えたいけど、着替えを持ってない』とか?」
 不思議そうに尋ねる優輝。
 朱里は思い切って言った。
「えっと……やっぱり、ご褒美が何もなしっていうのは優輝君に悪い気がして……。こうしてシャワーを借りたお礼も兼ねて……」
「お礼って、もしかして……。エッチしてもいいってこと?」
「うん……」
「朱里お姉さん、本当に嫌じゃない? こないだああいうことしちゃった僕が言うのも、おかしな話なんだけど。でも、嫌がってるところを強引にっていうのは……もう二度としたくないしなぁ」
「ぜ、全然、嫌じゃないから!」
 慌て気味に答える朱里。
 優輝はちょっと微笑みながら、さらに言う。
「ホントに? 後から、『嫌だったのに』みたいなことを言うのは、ナシだよ」
「うん、もちろん! だって……私、優輝君のこと、けっこう好きだし」
 前に「けっこう」と付けたのは照れ隠しのためで、実際のところ朱里は優輝のことがかなり好きになっていた。
 生まれて初めて恋をした、といっても過言ではないほどに。
 優輝の表情はパッと明るくなる。
 たとえ、「けっこう」とついていても、想いを寄せている相手から「好き」と言われたのだから当然だ。


/311ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ