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やらし恥ずかし夏休みバイト
第8章 朱里と優輝
「あれ? 朱里お姉さん、服はどうしたの? 『汚くなって着替えたいけど、着替えを持ってない』とか?」
不思議そうに尋ねる優輝。
朱里は思い切って言った。
「えっと……やっぱり、ご褒美が何もなしっていうのは優輝君に悪い気がして……。こうしてシャワーを借りたお礼も兼ねて……」
「お礼って、もしかして……。エッチしてもいいってこと?」
「うん……」
「朱里お姉さん、本当に嫌じゃない? こないだああいうことしちゃった僕が言うのも、おかしな話なんだけど。でも、嫌がってるところを強引にっていうのは……もう二度としたくないしなぁ」
「ぜ、全然、嫌じゃないから!」
慌て気味に答える朱里。
優輝はちょっと微笑みながら、さらに言う。
「ホントに? 後から、『嫌だったのに』みたいなことを言うのは、ナシだよ」
「うん、もちろん! だって……私、優輝君のこと、けっこう好きだし」
前に「けっこう」と付けたのは照れ隠しのためで、実際のところ朱里は優輝のことがかなり好きになっていた。
生まれて初めて恋をした、といっても過言ではないほどに。
優輝の表情はパッと明るくなる。
たとえ、「けっこう」とついていても、想いを寄せている相手から「好き」と言われたのだから当然だ。
不思議そうに尋ねる優輝。
朱里は思い切って言った。
「えっと……やっぱり、ご褒美が何もなしっていうのは優輝君に悪い気がして……。こうしてシャワーを借りたお礼も兼ねて……」
「お礼って、もしかして……。エッチしてもいいってこと?」
「うん……」
「朱里お姉さん、本当に嫌じゃない? こないだああいうことしちゃった僕が言うのも、おかしな話なんだけど。でも、嫌がってるところを強引にっていうのは……もう二度としたくないしなぁ」
「ぜ、全然、嫌じゃないから!」
慌て気味に答える朱里。
優輝はちょっと微笑みながら、さらに言う。
「ホントに? 後から、『嫌だったのに』みたいなことを言うのは、ナシだよ」
「うん、もちろん! だって……私、優輝君のこと、けっこう好きだし」
前に「けっこう」と付けたのは照れ隠しのためで、実際のところ朱里は優輝のことがかなり好きになっていた。
生まれて初めて恋をした、といっても過言ではないほどに。
優輝の表情はパッと明るくなる。
たとえ、「けっこう」とついていても、想いを寄せている相手から「好き」と言われたのだから当然だ。