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第8章 朱里と優輝

　朱里は位置を調節すると、一気に腰を落としこむ。
　シンボルが再び朱里を貫き、二人は愉悦の声を漏らした。
「ああんっ！！　また入ったぁ！！　優輝君の、さっきよりも大きい気がするっ！！　深ぁい！！」
「また奥までしっかり入ったね！　気持ちいいよ、朱里。もう我慢できない」
　そう言うと、優輝は早くも腰を動かし始めた。
　もちろん、朱里も同様だ。
　朱里は愛を込めて、腰を縦横無尽に振っていった。
　ずっちゃ！　ぐっちゃ！
　結合部が立てる音にすら、嬉しくなってくる朱里。
　思わず、優輝の唇に何度もキスをしていった。
「優輝君、好き！　大好き！」
「僕もだよ、朱里！　好きだよ」
　ちゅ……ちゅちゅ……。
　二人は何度も熱いキスを交わした。
　そして腰の動きは、すでに最高速だ。
　朱里の果肉はシンボルにこすられ、大喜びで花蜜をにじませていく。
　シンボル先端に何度も突かれ、朱里の子宮は再び樹液を心待ちにして疼いていた。
　時折、ギュッと抱きしめあったり、ディープキスを交わしたりして、二人の激しい交合は続く。
「あああんっ！！　優輝君の、どんどんおっきくなってる！！　奥、ゴリゴリって……気持ちいい！ああんっ！！」
「もうダメだ、出すよ、朱里」
「いいよ、出してぇ！　ああんっ！！　一番奥で出して！！」
「うんっ！」
　優輝は思いっきり腰を朱里に打ちつけていき、そして突然、朱里の腰をグッと抱き寄せた。
　次の瞬間、「あっ」と優輝が叫んだかと思うと、二人の腰の動きが止まる。
　そして、達した優輝のシンボルが勢いよく、樹液を噴射していく。
　朱里も「あああっ！」と叫ぶと、その果肉が、クライマックスの収縮を開始していった。
　ビュクビュクと脈動し、白い欲望の塊を朱里の胎内へと吐き出していくシンボル。
　朱里の果肉もまた、催促するかのように、きつくきつくシンボルを締め付けた。
　愛する優輝の熱い液をお腹に感じ、朱里は大きな幸福感と充足感を感じている。
　目くるめく快感の中、二人は強く抱きしめあっていた。