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やらし恥ずかし夏休みバイト
第2章 下着モデル
 更衣室に入り、着てきたブラを外す朱里。
 クーラーによって冷やされた空気で、裸の胸がひんやりと感じられた。
 素早く、しかしぎこちない動きで、渡されたピンクのブラを着ける。
 事前にサイズを教えておいたお陰で、ぴったりフィットしたのはよかったのだが、「またあの6人の前へ出て、写真まで撮られないといけない」という思いが、朱里に大きくのしかかっていた。
 もっとも、それが仕事だと分かって引き受けたのだから、今さら後戻りなどできない。
 朱里は1つ大きく息をつくと、カーテンを開けてスタッフたちのもとへと歩き出した。



 撮影は同じように続けられたが、何枚か撮ったあと、山里が言った。
「では、少し立っていただけますか。右手で椅子の上部を掴むポーズでお願いします」
「はい」
 言われた通りのポーズをとる朱里。
 シャッターは間断なく切られてゆく。
「うん、素晴らしい。結構です。ではでは、今度はこちらに着替えてきてくださいね」
 そう言って山里は、水色のブラとショーツを朱里に手渡してきた。
 朱里は「はい」と答えて受け取ると、更衣室へ引き返してゆく。
 そして着替えてくると、再び撮影に移った。



 休憩を間に挟みつつ、そんな感じで1時間ほど撮影が続いた。
 最初は顔を真っ赤にしていた朱里だったが、徐々に慣れてきたようだ。
 撮影中、笑顔すら見せるようになっていた。
 もはや、周りの視線も気にならないようにみえる。
 そんなときだった。
「それでは、次はこちらでお願いします」
 そう言って山里が渡してきた下着を手にし、朱里はしばし固まった。
 それは、今まで着けてきたものと比べると、桁違いに露出度が高い下着だったからだ。
 ブラもショーツも、面積が非常に小さく、ショーツの後ろはTバックになっている。
 それを着けて撮影されるということ自体かなり恥ずかしいと思えるのに、Tバック未経験ということもあり、朱里はよりいっそう狼狽したようだ。
「どうしました? 着替えよろしくお願いしますね」
 爽やかな笑顔で促す山里。
 朱里は我に返ると、「はい」と言い、下着を手に更衣室へと消えた。


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