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やらし恥ずかし夏休みバイト
第2章 下着モデル
「これは……恥ずかしすぎ……」
 露出度の高い紫の下着に着替え、更衣室の鏡の前で朱里は呟いた。
 着てからすでに何度も、Tバック部分のヒモをいじって、位置を調節している。
「お尻の方、何も着けてないみたい……。えー、これで撮影? 嫌だなぁ……」
 また、ブラの方も、胸の大部分が布からはみ出ており、そのことも朱里を恥ずかしがらせた。
 形も張りも抜群の胸とお尻が、布に収まりきらずに顔を出している。
「でも……行かないと怒られちゃう。はぁ……」
 溜め息を1つついてから、朱里は仕方なく更衣室を出ていった。



 走ってきた朱里が例の椅子に近づいたとき、そばにいた照明係のスタッフがごくりと唾を飲み込んだことがはっきり分かった。
 他のスタッフの目も、気のせいなのかは分からないが、さっきより爛々と輝いているようにみえる。
 そして、彼らの下腹部には、隠しようもない突出が発生していた。
 しかし、そんなことを指摘できるはずもなく、目をそらす朱里。
 黙って椅子に着くと、撮影が再開された。
 何枚か撮ったあと、山里がまた口を開く。
「それじゃ、また立っていただけますか。今度は、椅子の上部につかまって、お尻をこちらへ向けるようなポーズでお願いします」
「ええっ!」
 今まではすぐに従ってきた朱里だったが、この下着を着用した状態でのそのポーズ指定には、すんなり従うことができなかった。
 休憩時間に飲み物を口にしたはずなのに、喉はカラカラだ。
「分かりにくいですか? こうです」
 山里がお手本を見せるかのように、椅子につかまるポーズをとった。
 お尻をカメラに向かって、グイと突き出しているような格好だ。
「さぁ、どうぞ」
 こうも立て続けに促されると、従わないわけにはいかなかった。
 使命感にも似た思いに苛まれ、朱里は必死に恥ずかしさをこらえ、椅子につかまって立つポーズをとる。
 カメラはさっきよりもずっと下から、ローアングルで狙っていた。
 あのカメラにはどんな風に移っているのか、朱里は気になって仕方ないようだ。
 しかし、撮影は容赦なく続いてゆく。
 カメラには、大写しになった朱里のお尻が写っていた。
 紫のショーツは、細い細いヒモのようなものなので、お尻をほとんど隠してはいない。
 そんな状態で、カシャカシャと何枚も写真を撮られてしまった。


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