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やらし恥ずかし夏休みバイト
第2章 下着モデル
「では、こうしましょう。おまじないや、これ以上の撮影がお嫌でしたら、今すぐお帰りください。春日井さんは素晴らしいモデルさんですが、ご本人の意思に反してまで、撮影を続行することはできません。ただ、もし続けていただけるのであれば、今日のお給金を倍額お支払いいたします。春日井さんには、それだけお支払いするに値するお仕事をしていただいておりますから」
「え? 2倍?」
「そうです、1万円お支払いいたします」
 しかし、これでも朱里は納得できなかった。
 山里がしようとしているおまじないというのは、確実に性交だと想像できたので。
 それに、金額の問題ではなく、好きでもない相手にそんなことをされたくないのは当たり前だった。
 黙り込む朱里を見て、山里がさらに言う。
「分かりました。4倍の2万円お支払いいたします。しかも、もうおまじないはいたしません。春日井さんのお身体に一切触れることなく、撮影を続行いたします。どうでしょう?」
「え、あ、はい! お願いします!」
 思わず即答する朱里。
 変な行為を一切されずに、今日の給料が4倍になるというのだから当然だった。
「では再開いたしますね」
 山里は明るく言うが、そのシンボルは露出したままなので、異様な光景だ。
 朱里はそれを見るのを避けるかのごとく、再びさっきのお尻を突き出すポーズへと戻った。
 シャッター音もまた再開する。
 そしてそれにより、「見られている」という意識から、再び朱里の羞恥心に火がつき、しばし止まっていた淫蜜がまたしてもじんわりとにじみ出てきたのだった。
「あんっ……」
 しばらく撮影が続き、蜜が垂れてきそうなのを察知した朱里がうめく。
 そのときだ。
 山里が周りのスタッフに何やら耳打ちしたかと思うと、シャッターを切り続けるカメラマン以外の5名全員が、朱里の身体に急接近して取り囲む。
 彼らはなぜか口を尖らせ、朱里の身体に急接近してくる。
 そして、口をさらに朱里の身体に近づけ、至近距離から、ふーふーと息を吹きかけ始めた。


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