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やらし恥ずかし夏休みバイト
第1章 海の家
 そして、翌週月曜。
 早速、用意された住宅に入居した朱里は、初勤務へと向かった。
 この日は、午後1時から5時までの勤務だ。
 やがて海の見えるあたりまでたどり着いた朱里の眼前に、賑わうビーチが広がっていた。
 先週、朱里が下見したときより、人混みが激しいように思える。
 太陽は眩しく照りつけ、海や砂粒をきらめかせていた。

 意気揚々と海の家へと向かった朱里は、教えられた裏口から入り、早速更衣室で着替えることに。
 着替えるといっても、下にビキニを着てきているので、上着を脱いで、エプロンをつけるだけだったが。
 ビキニもエプロンも、店側から支給されたものだ。
 エプロンは色鮮やかな柄で、にぎやかな印象だった。
 一方、ビキニはピンクの上下セットで、ボトムスにはパレオもついている。
 かわいい感じなので、朱里は内心ウキウキしていた。


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