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やらし恥ずかし夏休みバイト
第3章 桃の販売員
「俺が教えてやるよ。たしか、このバンの中でないとダメなんだってな」
そう言って勝手にドアを開け、車内へ入っていく中年客。
朱里は慌てた。
「ああっ! 勝手に開けないでください!」
「いや、朱里ちゃんがさっさと開けて、中に招いてくれないからだろ。そうして、いつまでも『何のことか分かりません』の演技をしつこく続けてるから」
「演技じゃないですって!」
朱里は本心からそう言いつつ、自らもバンの中へと戻る。
朱里が入ると、中年客は速やかにドアを閉めた。
バンの中で中年客と向き合って座ると、マイクロミニが完全に用を成さず、純白のショーツが丸見えとなっている。
目ざとくそれに気づき、唾を飲み込む中年客。
こころなしか、彼の股間はすでに膨らんできているようだ。
また、中年客が朱里の名前を知っているのは、胸の名札を見てのことだった。
「車の中にいたのでは、全く桃が売れないじゃないですか~」
朱里がなじる。
「いいや、すぐに済むから。じゃあ、俺はAとBにしておくよ。残念ながら、今日は時間も持ち合わせのお金も少なくてね」
そう言って手を伸ばし、朱里のうなじに触れる中年客。
朱里はおろおろして、「ちょっ……!」と声をあげたが、次の瞬間―――。
「んんっ!」
唇を、中年客の唇によってふさがれ、くぐもった声をあげる朱里。
「ほら。口を開けて、舌を出してよ」
促してくる中年客に、朱里は抵抗する。
「あれ? 本気で嫌がってるの? 前の子もそうだったのかもしれないけども。でも、そういう規定なんでしょ?」
「どういう規定なんですかっ! いきなりキスなんかしないでください!」
「ああ、やっぱり演技だったか。でも、いい加減少しは従ってくれないと、先に進めないし時間の無駄だぞ。俺だって、13個も桃を買う、大事な客だろ」
中年客の言っていることは朱里にとってちんぷんかんぷんだったが、最後の部分が朱里の注意をひいた。
そう言って勝手にドアを開け、車内へ入っていく中年客。
朱里は慌てた。
「ああっ! 勝手に開けないでください!」
「いや、朱里ちゃんがさっさと開けて、中に招いてくれないからだろ。そうして、いつまでも『何のことか分かりません』の演技をしつこく続けてるから」
「演技じゃないですって!」
朱里は本心からそう言いつつ、自らもバンの中へと戻る。
朱里が入ると、中年客は速やかにドアを閉めた。
バンの中で中年客と向き合って座ると、マイクロミニが完全に用を成さず、純白のショーツが丸見えとなっている。
目ざとくそれに気づき、唾を飲み込む中年客。
こころなしか、彼の股間はすでに膨らんできているようだ。
また、中年客が朱里の名前を知っているのは、胸の名札を見てのことだった。
「車の中にいたのでは、全く桃が売れないじゃないですか~」
朱里がなじる。
「いいや、すぐに済むから。じゃあ、俺はAとBにしておくよ。残念ながら、今日は時間も持ち合わせのお金も少なくてね」
そう言って手を伸ばし、朱里のうなじに触れる中年客。
朱里はおろおろして、「ちょっ……!」と声をあげたが、次の瞬間―――。
「んんっ!」
唇を、中年客の唇によってふさがれ、くぐもった声をあげる朱里。
「ほら。口を開けて、舌を出してよ」
促してくる中年客に、朱里は抵抗する。
「あれ? 本気で嫌がってるの? 前の子もそうだったのかもしれないけども。でも、そういう規定なんでしょ?」
「どういう規定なんですかっ! いきなりキスなんかしないでください!」
「ああ、やっぱり演技だったか。でも、いい加減少しは従ってくれないと、先に進めないし時間の無駄だぞ。俺だって、13個も桃を買う、大事な客だろ」
中年客の言っていることは朱里にとってちんぷんかんぷんだったが、最後の部分が朱里の注意をひいた。