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やらし恥ずかし夏休みバイト
第3章 桃の販売員
「もがっ……むぐぐ……」
 そのシンボルのあまりの大きさに、朱里は再度驚かされた。
 先ほども同じ行為を斎藤のシンボルに施したのだが、そのときとはまるで違う感覚。
 奥まで押し込まれると、喉に当たってしまい、朱里は咳き込んだ。
「げほげほっ……んぐぅ……」
 ところが、ここで意外なことが起こった。
「ありゃ、いきなり押し込みすぎたか、ごめんな」
 言いつつ、シンボルを引きぬく橋本。
 見た目に反して意外と優しい人なのかな、と朱里は思った。
「あ、いえいえ……」
 シンボルから口を離し、少しまた咳き込む朱里。
 するとこの隙に、高原も始動した。
 座り込む朱里のすぐ隣で、仰向けに寝そべってから、声をかける高原。
「あのぅ……。わしの上に乗っかってくれんかの? 馬乗りってやつじゃ」
 高原の要求に、朱里はパニックになる。
「ええええ?!」
「そんなに驚くことじゃないじゃん。早く、じーさんの上に乗ってあげれば?」
 平然と言い放つ橋本。
 しかし、突然のことに、朱里は混乱し、凍り付いてしまった。
「んむ? わしのような爺さんとは、嫌じゃったかいの?」
 申し訳なさそうな高原。
 その傷ついているような素振りに、朱里の心は動かされた。


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