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やらし恥ずかし夏休みバイト
第1章 海の家
「ええっ?!」
 突然のことに慌てる朱里。
「大丈夫。ほんの1分間だけだし。それに、お尻だけ。な、な、いいだろ?」
 中年客は懇願するように手を合わせている。
 でも、朱里もさすがに、そんなことをされるのは嫌だった。
 なので、言いにくそうに答える。
「ここは、そういうお店じゃないので……」
「いや、以前、別の子が触らせてくれたぞ。そっか、もう触れないのか。じゃあ、ここに来る意味もないな。二度と来るか」
 わざとらしく、怒った様子を見せる中年客。
 だが、朱里は焦った。
 自分のせいで、店の売り上げを下げてしまうのでは、と。
 そして、自分は首になるのではないか、と。
 なので、すぐに朱里が言った。
「す、すみません。ダメってわけじゃなくて。あの……1分間、お尻だけなら、我慢します」
「なに、我慢? わしに触られるのがそんなに嫌なのか。わしは最低で、下卑た輩というわけか。そんなヤツに触られるなんて嫌だが、なんとか我慢してやろうと? ああ、そうかい! 傷ついたよ。もうこの店には二度と……」
「いえ、そういう意味ではないです! その、言葉のあやです。喜んで……さぁ、どうぞ」
 中年客の言葉を慌てて遮りつつ、くるりとターンしてお尻を向ける朱里。
「おお、そうかい! こいつぁありがてぇ!」
 威勢よくそう言うと、中年客はおもむろに朱里のお尻に再び手を伸ばした。
 そして、水着の隙間から指をゆっくり入れてゆく。
 3本の指をそうして水着内に滑り込ませると、やがて激しくまさぐり始めた。
「あはぁ、激しすぎます。そんなに……」
 思わず、朱里は色っぽい声を発する。
「いやいや、まだまだ~」
 ノリノリの中年客は、ますます手の動きを早めた。
 柔らかで、それでいて弾力もある瑞々しいお尻を、無我夢中でこすってゆく。


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