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やらし恥ずかし夏休みバイト
第4章 プールの監視員
 多くの人でごった返していたプールにて、朱里の初勤務は滞りなく済んでいった。
 午後のシフトに入れられたため、午後2時から、営業終了の午後6時まで、蒸し暑い中、頑張った朱里。
 この仕事は、ときには人命に関わる事態に対しても対応を迫られるために、責任感とプレッシャーが半端ではなかった。
 また、タワーに腰掛けて監視する30分間は、暑い中、水にも入れないために、若くて体力も申し分ない朱里にとってもきつかったようだ。
 それでも朱里は、時に笑顔を振りまきつつ、持ち前の明るさで乗り切っていった。


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