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第7章 やっぱり発情しちゃいますっ！

「きょ……」

　今日は脱がなくていいからねっ、と言おうとして、押し黙る。そこに触れるのはやっぱり躊躇われて……。
　そうだ質問しよう。土曜の昼間みたいに、柚留のオナニー事情とか……。
　って恥ずかしいわっ！

「あ、む、無理っ」
「何が!?」

　ぶんぶんぶん、と首を振る。そんなの、思い出しちゃうっ。

「い、いい天気ですねっ」
「夜だよ？　確かに昼は晴れてたけど」

　ってお見合いかいっ！
　柚留のツッコミはぬるいので、もう自分で突っ込んでしまった。
　……じゃなくて、えっと。
　呼んだのはいいけど、どうしたらいいんだろう。

「ねえ、まりねちゃんが描いた絵、見せて？」
「あ、びーえるの漫画読む？」
「……じゃなくて普通のイラストとか」
「あ、わかった！　ちょっと待ってて」

　机を漁り、あるファイルを探す。ルーズリーフに描いたイラストや、落書きみたいなものまで、雑多に挟んでおいたやつだけど。