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あたしに全部見せなさいっ!
第9章 二人の気持ち

 スマホでメールしてみようか迷ったけど、やめた。返信来なかったら余計に謝りづらくなっちゃうし。電話も、出てくれなかったらって思うと。
 学校から家までは、だいたい歩いて十五分くらい。詩織と話してた時間もそんなに長くないし、きっと帰ってまだあんまり時間は経ってないはず。
 よし、追いかけよう。
 あたしは急いで靴を履き替え、学校を出た。
 外はだいぶ日が傾いていた。人通りの少ない田んぼ道をダッシュしていると、間もなくして柚留らしき人影を見つけた。二百メートル先くらい。
 いつもだったら大声で呼びかけちゃうとこだけど、やっぱりさっき無視されたのが心にきてて……。
 よし、走って追い付こう。

「はあ……っ、はあっ」

 だけどずっとダッシュはさすがに苦しくて、膝に両手をついて、ちょっとだけ休憩。
 よし、あと少しでゴール!
 両膝をたたいて、再びダッシュしようとした瞬間。隣を一台の自転車が颯爽と駆け抜けていった。
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