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あたしに全部見せなさいっ!
第10章 あたしに全部見せなさいっ!

ドクドクと溢れ出す、熱い液体。あたしの手やお腹の辺りを汚した。
四回くらい発射されて、ようやく止まる。
「すごいいっぱい……」
射精した量に驚いて、粘液を指でいじってみる。
「は……ごめん、はぁ、はぁ、汚しちゃった……」
荒い呼吸を繰り返しながら、柚留が謝ってくる。汗ばんだ頬にも髪が貼り付いて、ぞくぞくするくらいに色っぽい顔をしていた。
「平気、だけど。柚留のイク時の顔……見れなかったじゃんかぁ……」
柚留がキスしてくるから。ドアップすぎて逆に表情わかんなかったよっ! ちょっとだけ拗ねたように言うと、柚留は恥ずかしそうにうつむいた。
「そんなの、見なくっていいよー」
「やだ、見る」
「まりねちゃん、い、意地悪……」
意地悪って。柚留の精一杯の悪態なんだろうけど、なんとも弱々しいし、可愛い。

