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テンプテーション【完結】
第3章 囲い込まれる野良猫
 私からキスをするなんてそんなことできないと思って口を尖らせていると、貴博さんは待てなかったのか、唇を重ねてきたばかりか、何度か軽く喰んだ後、舌が侵入してきて濃厚なキスをされてしまった。
 寝起きでねじが緩い時にそんなキスをされたら、今度は別の意味で困ってしまう。
「あ……はぁ、んんっ」
 我慢しようと思ったのに、鼻で息をした時にそんな甘ったるい吐息が洩れてしまった。
「朝から誘うなんて、真白は小悪魔だな」
「貴博さんが悪いんです!」
「誘ってる自覚はあるんだ?」
「誘ってないですけど、寝起きにこんなキスをされたら……!」
「キスだけで感じてくれたんだ?」
 そういって私の顔をのぞいてきた貴博さんの表情はとっても意地悪で、それでいて色っぽくて、仕事がなければその先を期待してしまうところだったけれど、無情にもアラームが鳴り始めてしまったため、私たちはベッドから出ることにした。
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