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テンプテーション【完結】
第4章 周辺がにぎやかすぎて困ります!
貴博さんに一撫でされただけで、期待からかじわりと中からあふれてきたのが分かった。
ここでは駄目と思ったけれど、貴博さんの愛撫に身体は震え、力が抜けて抵抗ができなかった。
貴博さんはジャケットを脱ぎ捨て、私に覆い被さっていた。ネクタイ、苦しくないのかなと思っていると、鬱陶しそうにしかめっ面をした後、結び目に指を突っ込んで緩めていた。なんで男の人のネクタイを緩める姿ってきゅんとするのだろう。
貴博さんはネクタイを抜き去ると放り投げた。さらに性急にベルトも抜き去り、スラックスと下着も投げ捨てた。ワイシャツを羽織っただけの姿でちょっと倒錯的な格好だった。
貴博さんの指が太股を這い、ゆるゆると撫でながら私の秘部へ指が到達した。
「真白のココ、蜜がにじみ出てきてる」
「んやぁ」
裾からスカートの中に手を入れ、ストッキングの上からまさぐられ、もどかしさに身を捩った。
「先に謝っとく。ゴム、持ってきてない」
「え、あのっ」
「今日を逃したら、たぶんもう、真白の部屋でセックスできないから、ごめん」
言いたいことはあったけれど、貴博さんの愛撫で言葉が形作られる前に溶けていく。それを了承と取ったのかは分からないけれど、貴博さんはストッキングと下着を膝まで下ろすと、入口をまさぐっただけで解すことをせずに押し入ってきた。私の中は思っている以上に濡れていたみたいで、抵抗なくするりと入り込んできた。
「んんんっ」
これまでにないほどの忙(せわ)しさといつも以上に大きく感じることに、貴博さんがとても興奮しているのが分かった。それは私にも伝染してきて、痛みの中に快感を覚え、涙があふれてきた。
「たか……ひろ、さんっ」
「ごめん、真白。昨日の夜からずっと我慢していて、限界だった」
貴博さんは馴染ませるようにゆさゆさと腰を揺すった。違和感は最初だけで、貴博さんは私の中にすぐに馴染んだ。意識して力を入れると、貴博さんの形がはっきりと分かった。
ここでは駄目と思ったけれど、貴博さんの愛撫に身体は震え、力が抜けて抵抗ができなかった。
貴博さんはジャケットを脱ぎ捨て、私に覆い被さっていた。ネクタイ、苦しくないのかなと思っていると、鬱陶しそうにしかめっ面をした後、結び目に指を突っ込んで緩めていた。なんで男の人のネクタイを緩める姿ってきゅんとするのだろう。
貴博さんはネクタイを抜き去ると放り投げた。さらに性急にベルトも抜き去り、スラックスと下着も投げ捨てた。ワイシャツを羽織っただけの姿でちょっと倒錯的な格好だった。
貴博さんの指が太股を這い、ゆるゆると撫でながら私の秘部へ指が到達した。
「真白のココ、蜜がにじみ出てきてる」
「んやぁ」
裾からスカートの中に手を入れ、ストッキングの上からまさぐられ、もどかしさに身を捩った。
「先に謝っとく。ゴム、持ってきてない」
「え、あのっ」
「今日を逃したら、たぶんもう、真白の部屋でセックスできないから、ごめん」
言いたいことはあったけれど、貴博さんの愛撫で言葉が形作られる前に溶けていく。それを了承と取ったのかは分からないけれど、貴博さんはストッキングと下着を膝まで下ろすと、入口をまさぐっただけで解すことをせずに押し入ってきた。私の中は思っている以上に濡れていたみたいで、抵抗なくするりと入り込んできた。
「んんんっ」
これまでにないほどの忙(せわ)しさといつも以上に大きく感じることに、貴博さんがとても興奮しているのが分かった。それは私にも伝染してきて、痛みの中に快感を覚え、涙があふれてきた。
「たか……ひろ、さんっ」
「ごめん、真白。昨日の夜からずっと我慢していて、限界だった」
貴博さんは馴染ませるようにゆさゆさと腰を揺すった。違和感は最初だけで、貴博さんは私の中にすぐに馴染んだ。意識して力を入れると、貴博さんの形がはっきりと分かった。